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考え続けることが、未来の自分をつくっていく。

冨田 香織|TOMITA KAORI

プルデンシャル生命保険株式会社

首都圏第九支社 営業所長

未来の自分のために、とにかくチャレンジする。

そんな冨田さんの生き方は・・・

― 仕事内容 ―

外資系保険会社の営業所長

として、営業社員のスカウトと育成を行っています。

弊社は営業社員の新卒採用を一切していないので、中途採用が要になっています。

スカウト対象者となるのは『生命保険会社以外の他業界出身』の方のみです。

他業界で活躍されているビジネスマン・ビジネスウーマンの方々に保険営業や自社の魅力をしっかりお伝えして、仲間になる方を探しています。

入社後は、私が所属する営業所のチームメンバーになりますので、その方がお客様に信頼されるよう、目標達成をするよう、日々のフォローや教育まで責任をもって担当しています。

日々の営業ロープレ、毎朝・毎晩の振り返り、営業デビューから1か月はすべてのアポイントに同行など、独り立ちするまでの2年間、徹底的にサポートしています。

― 好きなもの ―

仲間との時間、ひとりでの時間

仲間と飲んで食べることです。

大好きな人たちと美味しいものを食べているときの幸福感はたまらないですね。

あと、人と話すことも大好きです。

美味しいものを食べながら、お互いの楽しい話を共有するのが、最高ですね。

ただ『一人でいる時間』も私にとって大切なこと。

からだを動かすことが好きなのでランニングやダイビングをしたり、本も好きなので気になる本をゆっくり読んだり、そんな“ひとり時間”も好きなことに当てはまります。

― 仕事のやりがい ―

「難しい」こと。

難しいだけ、得るものが大きいから。

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もし仕事が簡単だったら、私は飽きてしまいます。

スカウトの仕事は異業界から自分の目にかなう方を探し、採用しなければいけません。

これまでやったことのない業界、保険という未知の商品、フルコミッション、それらの魅力を伝えるだけでも簡単なことではありません。

入社後もそうです。すぐに売れるか分からない。

そして、その方が活躍するように指導していくのがまた「難しい」。

成長して、殻がむけるまで根くらべです。

でも、研修を乗り越えて、少しずつ売れるようになって…これまでに採用した方は本当に頑張ってくれています。そんな方々が「冨田さんのおかげで人生が変わりました!」って言ってくれるんですね。

人生を懸けてやっていきたいと想える仕事に出逢えた、この仕事に全力を注いでいきたい、自由な時間を持てるようになった(時間・人脈・お金など、この会社で成功すると得られるものはたくさんあります)など、そんな嬉しいことを言ってくれます。

「私の人生を変えてくれました」と言われる仕事ってそうそう無いと思うんです。難しいけれど、難しい分だけ「冨田さんのおかげで」と言ってもらえた時のよろこびも大きいのだと思います。

― 20代の時のわたし ―

週休0日、重圧、責任。

でも、「一生懸命」が連れてきてくれたもの。

住宅デベロッパーで仕事をしていました。今の仕事とは畑違いです。

3年目の時に年間販売戸数が1位になり、仕事ぶりが評価されて希望していた企画メインの部署に異動させてもらいました。26歳くらいがいちばん仕事をしていたと思います。

プロジェクトリーダーにもなり、扱う額も責任も大きくなり、人生で最も重圧がかかっていた時期でした。毎日、終電かタクシー。休みは週1日あるか無いかという感じでしたが、責任感だけに突き動かされてやっていましたね。

ありがたいことに手がけた物件はすぐに売れていきました。それに比例して評価も上がっていきましたが、27歳の春に「あと1年で辞めよう」と決めたんです。というのも、社長が変わったことで、社内の状況も少しずつ変化していき、違和感を覚えるようになったんです。

「未来が見えない」と考えるようになりました。

だから、あと1年というリミットを自分で決めて、丸5年働いた3月31日に退職しました。

ただ、与えられた目の前の仕事を一生懸命していたので、『仕事の達成感』を知ることができたことが、わたしにとって良い経験になりました。

― 壁にぶつかったとき ―

強くないって分かってる。

だから、ヒントを集める。

人に聴きます。応援してくれている人に。落ちこんでいる時は、慰めてほしいし、愚痴を言いたいし、自分の中でサッと答えを見つけられるほど強くありません!(笑)

解決のヒントを持ってくれているだろう人に、困っていることや、悩み事を話しちゃいます。

昔から吐き出すタイプですね。

実は、社会人1年目で失恋をした時に、「仕事ばかりで辛い」と上司に話したことがあります。

きっとバカにされると思っていたのですが、意外にも受け止めてくれたんです。

「孤独なのはみんな一緒だから」と励ましてくれて、それがとても嬉しくて。

そんな経験もあって、落ち込んだ時はまずひとりで抱え込まず、誰かに聴きます。

聴いて、吐き出して、8割くらい解決してきたら、ひとりの時間をつくることもあります。今の会社に転職する前も、ひとり三宅島に行きました。人に聴いて、ヒントが積もってきたら整理して、最後に自分で決めます。コツは内に内にこもらないことですね。

― 「やりたいこと」や「夢」に近づくために ―

考えて、考えて、考え続ける。

そうして自分を理解していく道のり。

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やりたいことも夢も、変わっていくものであって良いと思います。だからこそ、自分は何がしたいんだろう?と考え続けることは欠かせない。考え尽くすほど考えていく中で、色々なやりがいが見つかってくると思います。

私の場合、今の仕事がそうです。というのも、30歳の時にとても悩みました。

日本の転職市場が30歳を超えると厳しい中で、不動産業界に人生を捧げられるか?と考えると、違うなと思いました。それなら、たった一度きりの人生で自分は何を求めるか?と考えました。

考え続けながら不動産業界には10年携わりましたが、その中で気付いたことは「冨田さんの下で多くを学びました」と後輩が言ってくれたり、お客様が心から喜んでくれたり感謝してくれたりすることが、自分の幸せに繋がるということでした。

そこからまた考えて、『時間が自由、会いたい人に会える、素晴らしい方と仕事ができる』という環境に身を置きたいことに気付き、保険業界、今の会社がまさに当てはまっていたので転職しました。

自分の好きなこと、本当にやりたいことは何かを考えて探し続けること。そうして目の前の仕事に一生懸命になること。その中で、何がやりがいで幸せなのかを理解すること。たとえば、「人の喜びや笑顔を見ること」であれば、そのやりがいがもっと強まる仕事と出逢えたら、転職するのも良いと思います。

― これからの人生 ―

50歳で圧倒的にカッコよくいたい。

だから、チャレンジし続ける。

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まず、親孝行ですね。

生命保険を扱うこの仕事をするようになってから、親の死がよりリアルになりました。

産んでくれた両親が元気なうちに、親孝行をしっかりしておきたいです。

今は毎月帰省したり、青森にいる両親が東京に来てくれた時に精一杯もてなしたりします。

あとは、私自身がイキイキと働いている姿を見せることも親孝行だと思うので、スカウトして採用した方の親御さんが感謝して下さっているエピソードを話すことも。

目標は『情緒的・感情的なもの』を持つように意識しています。

たとえば、なぜイチローが今もあんなに辛い練習を続けているのかというと、メジャーリーガーと比べて身体の小さな俺でもまだまだ世界で通用するということを通して日本で野球を頑張っている子供達に夢を与えたい!という熱意だそうです。

ホームランを100本とか、そういった数値的なものじゃなく、想いや情熱といった感情的なもの。難しい仕事をやり続けることは簡単なことじゃない。だからこそ、目標は自分の心に火を灯せるような『情緒的・感情的なもの』がいいのだと思います。

50歳くらいで圧倒的にカッコよくいたいんです。だから、チャレンジし続けたい。

私は年齢を重ねることを悲観しません。20~30代にかけての努力の積み重ねが、40歳、50歳になっていい味を出してくる、そう思っています。

目標は夏木マリ。これからも走り続けていきたいです。


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